リーベル・プレートへの復帰を希望する元フランス代表FWダビド・トレゼゲ(左)[写真]=Getty Images
現在は故郷のアルゼンチンで選手生活を続けている元フランス代表FWダビド・トレゼゲが、移籍を希望していることを明かした。アルゼンチンのスポーツ紙『Ole!』が伝えている。
36歳の今も現役を続けているトレゼゲは、フランス生まれのアルゼンチン育ちでフランスとアルゼンチンの国籍を所有。全盛期はモナコやユヴェントスなどで活躍し、2011年12月からは“母国”のアルゼンチンで選手生活を送っている。
アルゼンチンの名門リーベル・プレートではスーパーサブとして活躍し、昨シーズン(2013-14)は期限付きでニューウェルスにレンタル移籍している。だが、トレゼゲ自身はリーベルに戻りたい意向を示していて、今シーズン監督に就任するマルセロ・ガジャルド氏とも直接話をしているという。
「ガジャルド監督にはリーベルに戻りたいという自分の考えを伝えている。代理人にも動いてもらってはいるが、ガジャルド監督からもフロントに推してくれればと思って話をした。あとはクラブ側が私を必要としてくれるかどうかだね」
トレゼゲとガジャルドは1999年頃にモナコでチームメイトだったこともあり、両者は気心の知れた間柄だ。兼ねてからトレゼゲはリーベル・プレートで現役を引退したいと公言しており、リーベルへの復帰が実現するかがにわかに注目されている。
(記事/Cartao Amarelo)