財政上の問題で昇格が保留となったRCランスを応戦するサポーター [写真]=Getty Images
フランスリーグ所属のRCランスは27日、財政上の問題でクラブのリーグ・アン昇格が保留になっている事実を明かした。同クラブのジェルベー・マーテル会長が、クラブの公式会見で発表した。
2013-14シーズン、リーグ・ドゥ(2部)で自動昇格圏内の2位に入ったランスは、2014ー15シーズンのリーグ・アン昇格を決めた。しかし、マーテル会長の発表によると、クラブの新シーズンに向けた予算が、リーグ機構側の定める基準を満たしていないため、リーグ・アン昇格の許可が下りていないという。これを受けて、ランスはこの件に関してFFF(フランスサッカー連盟)に上訴する準備を進めているようだ。
マーテル会長はクラブのオーナーを務めるアゼルバイジャン人実業家のハフィズ・マフマドフ氏が、今後数日以内に1000万ユーロ(約13億8000万円)を送金する予定があり、その追加資金でこの問題が解決される見込みであるとの見解を述べている。
(記事/超ワールドサッカー)