オリンピアコスを新天地に選んだアビダル [写真]=Getty Images Europe
ギリシャ・スーパーリーグのオリンピアコスは5日、リーグ・アンのモナコに所属する元フランス代表DFエリック・アビダルを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2年、移籍金は公表されていない。
アビダルは、昨夏に加入したモナコと1年間の契約延長で合意に達していたばかりだった。しかし、新シーズンのプレー先としたのは、モナコではなく、リーグ4連覇中のオリンピアコスとなった。
モナコの下部組織出身で、同クラブでプロ選手としてのキャリアをスタートさせたアビダルは、リール、リヨンを経て2007年6月にバルセロナへ加入した。バルセロナで主力として活躍したアビダルは、2度の肝移植手術を受ける苦難を迎えたが、懸命なリハビリでこれを克服して戦線に復帰。その後、昨夏にモナコ復帰を果たすと、2013-14シーズンのリーグ戦で26試合に出場し、リーグ・アンを2位で終える原動力となっていた。
(記事/超ワールドサッカー)