南アフリカW杯優勝メンバーのカプデビラがインドの新クラブへ移籍

カプデビラ

南アフリカW杯で優勝したスペイン代表メンバーのDFカプデビラ [写真]=FIFA via Getty Images

 元スペイン代表DFジョアン・カプデビラが、インドのノース・イースト・ユナイテッドFCへ移籍することが決定した。インドメディア『NDTVSports』が報じている。

 インド北東部のアッサム州グワーハーティーに本拠地を構えるノース・イースト・ユナイテッドFCは、今年の9月からインド・スーパーリーグに参戦する新クラブ。インド映画界のスターで、俳優兼プロデューサーのジョン・エイブラハムが同クラブの共同保有者の1人となっている。

 カプデビラは、インドでの新しい挑戦に向けて、以下のように語った。

「全てを勝ち取った今、新しい挑戦が必要だった。インドでサッカーの普及に情熱をもっているジョン・エイブラハムと話し、ノース・イースト・ユナイテッドFCのプロジェクトを聞きたとき、この挑戦は興奮するものだと感じんだ」

「インドはとても大きな国で、サッカーの普及のために小さくとも役割を果たし、インドの若いタレントと共にプレーできることは名誉なことだ」

 また、オーナーのエイブラハムは、「ノース・イースト・ユナイテッドFCは、ジョアン・カプデビラが私たちのスター選手であることに、とても興奮している。彼のプレーとチームでの存在がインドの若い選手達に刺激を与え、彼の指導により、将来強いチームを作り上げることができると自信を持っている」と同選手への期待を語っている。

 36歳のカプデビラは、エスパニョールの下部組織出身で、1998-99シーズンに同クラブでデビュー。その後はアトレティコ・マドリード、デポルティボ、ビジャレアル、ベンフィカを経て、2012年7月に15シーズンぶりの古巣エスパニョール復帰を果たしていた。2002年にスペイン代表デビューし、ユーロ2008と、2010年南アフリカ・ワールドカップで優勝を経験している。

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