レアルでのプレーを振り返ったカカ [写真]=Getty Images
サンパウロの元ブラジル代表MFカカが、古巣であるレアル・マドリードで過ごした日々を振り返った。ブラジルメディア『Esporte Espectacular』が報じている。
2003年から6シーズンに渡って在籍したミランで主力として活躍したカカは、セリエAやイタリア・スーパーカップ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップと数々のタイトルを獲得。2007年にはバロンドールを受賞した。2009年から在籍したレアル・マドリードでも、リーガ・エスパニョーラやコパ・デル・レイのタイトルなどを獲得したが、出場機会が限られ、主力としてプレーすることはできなかった。
レアル・マドリード在籍時を振り返ったカカは、不遇な時代だったとは感じていないと強調。また、当時の指揮官で、現在はチェルシーの指揮官を務めるジョゼ・モウリーニョ監督には感謝の言葉を述べた。
「マドリードでの時間が、僕にとって失敗だったとは思っていないよ。120試合に出場して、平均で年間30試合には出場していた。その中で28得点を挙げることができた。タイトルに関しても、リーガやコパ・デル・レイ、スーペル・コパと3つも獲得した」
「モウリーニョのおかげで忍耐強くなることができた。彼の指導を受けたのは3年間だったけれど、その間に大きく成長できたと思う。まさに子供から大人への成長を遂げたんだ」
なおカカは、2013-2014シーズンからミランに復帰し、同クラブで1シーズンだけプレー。新シーズンは、2015年からMLSに新設されるオークランド・シティに加入することが決まっている。現在は半年間のレンタル移籍で、かつて所属していたサンパウロでプレーしている。
(記事/超ワールドサッカー)