今季限りでの現役引退を表明したFWドノバン [写真]=Getty Images
LAギャラクシーは8日、同クラブに所属する元アメリカ代表FWランドン・ドノバンが、11月に終わる今シーズンをもって現役を退く予定であることを明かした。32歳のドノバンはクラブ公式サイトを通じ、サポーターに向けて感謝の言葉を送っている。
「慎重に熟考し、友人たちと協議した末、僕は今シーズン限りでプロサッカー選手の第一線から退くことを決めた。家族や友人、多くの人々からのサポートがなければ、僕のサッカーキャリアはここまで続かなかったと思う。後日、改めて正式に引退を表明する予定だよ」
1999年7月にレヴァークーゼンに加入したドノバンは、2005年4月にLAギャラクシーへ完全移籍。その後はアメリカ国内でプレーを続けつつ、MLS(メジャーリーグサッカー)のオフシーズンを利用し、バイエルンやエヴァートンへのレンタル移籍を果たしていた。
また、代表では2000年10月にメキシコ代表との国際親善試合でアメリカ代表デビューを果たすと、同試合で初ゴールを記録。その後も、代表の主力として活躍し、これまでに156試合で57ゴールを挙げ、同代表における歴代最多ゴール数を記録している。
しかし、先のブラジル・ワールドカップに臨む最終メンバーからは落選し、自身4度目のワールドカップ出場はならなかった。
(記事/超ワールドサッカー)