コートジボワールの英雄、36歳FWドログバが代表引退を表明

ドログバ

コートジボワール代表引退を表明したドログバ [写真]=Getty Images

 チェルシー所属のコートジボワール代表FWディディエ・ドログバが8日、自身のツイッターを更新し、同国代表からの引退を表明した。

 ドログバは、「ナショナルチームからの引退、その決断は非常に悲しいものだった」と、コメント。代表引退を明かしたうえで、「代表でのこれまでの12年間は、感動に満ちていた。最初から最後の試合まで、私は常に母国のためにベストを尽くしてきた。また、このチームで8年間に渡ってキャプテンを務め、国際大会に母国を連れてくることに貢献できた。ワールドカップに3回出場し、アフリカ・ネーションズカップでも決勝に2回進出した。非常に誇らしく思っている」と、代用でのキャリアを振り返った。

 そして、「ファンからもらった愛情とサポートには、感謝してもしきれない。私の全てのゴール、全ての代表キャップ、我々の全ての勝利は、ファンのためのものだ。そして、チームメートたちにも感謝したい。あらゆる感動を分かち合った選手たちなんだ。今後の成功を祈っているし、新指揮官を温かく歓迎してほしいと思っている」と、思いを綴った。

 ドログバは、1978年生まれの36歳。2004年にマルセイユからチェルシーに移籍し、2012年までプレーした。以降は中国の上海申花に加入し、2013年1月にトルコのガラタサライへ移籍。2013-2014シーズンはトルコ・スーパーリーグで24試合に出場し、10得点を挙げた。今シーズンから、チェルシーで再びプレーすることが決定。コートジボワール代表では2002年からプレーし、3回のワールドカップ出場を果たした。今年のブラジル・ワールドカップでは、日本戦を含めて3試合に出場した。

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