現役時代にバルセロナで300試合以上に出場したアモール氏 [写真]=Getty Images
かつてバルセロナでプレーした元スペイン代表MFギジェルモ・アモール氏が、オーストラリアのAリーグに所属するアデレードのテクニカルディレクターに就任したことが分かった。クラブ公式サイトが30日に発表した。
選手生活を引退後、バルセロナユースのテクニカルディレクターを務めたアモール氏は、新天地での職務について次のように意気込んだ。
「私は数年にわたり、ユースのフットボールを管理する立場にあった。ユース世代というのは、トレーニング法、プレースタイル、サッカー哲学が、常に一貫したものでなくてはならない。その結果、バルセロナは多くの成功を手にしてきたのだ。私はすでにこのクラブのユースを見学した。私の知識や経験を伝えたいと思っている。私の経験から言えば、このクラブユースでやっていることと、バルセロナでやってきたことに大きな違いはない。ただ、それをどれだけ積み重ねてきたかということだ」
またアデレードを率いるジョゼップ・ゴンバウ監督は、アモール氏の招へいに喜びを示した。
「彼を招へいできたことは大きい。彼とは2003年にバルセロナのユースアカデミーで共に働いていた。当時、彼はユースのテクニカルディレクターで、私はユースのコーチ陣の1人だった。彼は豊富な知識と経験をアデレードにもたらしてくれるだろう」
(記事/超ワールドサッカー)