サウサンプトン、セネガル代表MFサディオ・マネを4年契約で獲得

　日本代表DF吉田麻也のサウサンプトンは1日、ザルツブルクに所属するセネガル代表MFサディオ・マネを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は4年。移籍金の詳細は公表されていないが、イギリスメディア『BBC』は、推定で1000万ポンド（約17億3000万円）になると報じている。

　フランスのメツでプロデビューしたサディオ・マネは、1992年生まれの22歳。両サイドのウイングでプレー可能な、得点力に優れるアタッカーで、ザルツブルクには2012年に加入した。同年、U－23セネガル代表の一員としてロンドン・オリンピックに出場。A代表にも招集されている。

　サウサンプトンを率いるロナルド・クーマン監督は、サディオ・マネの獲得にあたり、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。

「私が就任し、チームが変わる必要性を求められた時から、サディオは我々のリストに入っていた。アヤックスを率いていた時にザルツブルクとヨーロッパリーグで戦っていたから、彼のことは知っていた。彼のフィジカル、プレーのクオリティには感動を覚えた」

「彼は攻撃面において、あらゆるポジションでプレーできる。両サイドだけでなく、9番のポジションでも起用可能だ。彼には以前在籍したチームと同じような得点数を期待している」

（記事／超ワールドサッカー）