親善試合でドイツ代表に勝利を収めたアルゼンチン代表 [写真]=Bongarts/Getty Images
3日に国際親善試合がデュッセルドルフで行われ、ドイツ代表とアルゼンチン代表が対戦。ブラジル・ワールドカップ決勝の再現となった。
ブラジルW杯終了後に代表引退を表明した、バイエルン所属のDFフィリップ・ラームやラツィオ所属のFWミロスラフ・クローゼ、さらに新キャプテンに就任したバイエルン所属のMFバスティアン・シュヴァインシュタイガーらを負傷で欠くドイツ代表は、新たな顔ぶれで試合に臨んだ。
一方のアルゼンチン代表は試合前、ブラジルW杯と同じメンバーを発表していたが、バルセロナ所属のFWリオネル・メッシが直前の負傷で欠場した。
試合は20分、アンヘル・ディ・マリアのアシストからセルヒオ・アグエロが先制点を決めると、40分には再びディ・マリアのクロスにエリク・ラメラが合わせ追加点。アルゼンチン代表が2点リードで前半を折り返す。
ドイツ代表は後半に入っても攻撃のリズムが作れない。開始直後の47分にフェデリコ・フェルナンデス、50分にディ・マリアから立て続けにゴールを奪われ、4点差をつけられる。
ようやく火がついたのか、ドイツ代表は52分、マルコ・ロイスのCKからアンドレ・シュールレが決めると、78分にマリオ・ゲッツェが放ったシュートは相手に当たりながらもネット揺らした。点差を2点に縮めたドイツ代表だったが、時間切れ。アルゼンチン代表が4得点の大勝で、ブラジルW杯のリベンジを果たした。
【スコア】
ドイツ代表 2-4 アルゼンチン代表
【得点者】
0-1 20分 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)
0-2 40分 エリク・ラメラ(アルゼンチン)
0-3 47分 フェデリコ・フェルナンデス(アルゼンチン)
0-4 50分 アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)
1-4 52分 アンドレ・シュールレ(ドイツ)
2-4 78分 マリオ・ゲッツェ(ドイツ)