ブラジル代表としてワールドカップに出場したネイマール [写真]=Getty Images
ブラジル代表を指揮するドゥンガ新監督は、5日に行われるコロンビア代表との親善試合のキャプテンに、バルセロナ所属のFWネイマールを指名した。ブラジルサッカー連盟(CBF)が4日に発表している。
ドゥンガ新体制の初陣は、ブラジル・ワールドカップ準々決勝と同じカード。ワールドカップでは、コロンビア代表DFフアン・スニガが背後からの激しいチャージでネイマールを負傷させた場面もあり、コロンビア代表との再戦に注目が集まっている。
就任会見で「ネイマールに頼ったプレーはしない。しかし、ネイマールが変化をもたらせるような仕組みは作るつもりだ」と、同選手の良さをチーム内で活かせるシステムを採用すると語っていたドゥンガ監督。今回の指名について「ネイマールは挑戦すること、勝つことが好きな選手だ。彼はキャプテンとしての要素を兼ね備えている。私は彼に、セレソンのユニフォームがもたらす歴史と責任について話をした」と語った。
これまで代表キャプテンを務めてきたパリSGのDFチアゴ・シウヴァはプレシーズンマッチで負傷したため、今回の招集を見送っている。現在22歳のネイマールは、ブラジル史上最年少でキャプテンマークを巻くこととなった。