会議に参加したファーガソン監督(中央) [写真]=Getty Images for UEFA
UEFA(欧州サッカー連盟)は3日と4日に、スイスのニヨンにある本部でUEFAエリートクラブ監督フォーラムを開催した。同会議の議長を務めた元マンチェスター・U監督のアレックス・ファーガソン氏が現代のサッカー界について語った。『UEFA.com』が伝えている。
今年で16回目を迎えた同会議には、UEFA会長のミシェル・プラティニ氏らUEFA幹部ら6名に加え、欧州強豪クラブの監督19名が集結し、欧州サッカー界が現在抱えている問題やその改善法や今後の発展について幅広く議論した。
ファーガソン氏は会議について、「私がこの会議で目にしたことは本当に重要なことだし、強豪クラブの監督たちを集結させ、特に欧州サッカー界の将来である若い監督たちが集まり、経験豊富な年配監督たちの話を聞き、試合に関しての自分たちの意見を述べるのは素晴らしい事だ」と語った。
そして、同氏は現代サッカー界についても次のように述べている。
「私の意見としては、世界のサッカー界は移籍金と共に進化し続ける。幸運にも、私は監督業から引退したため、移籍市場を気にしないで済む。最近の移籍金額には目を見張るものがある」
「30年前、速攻を仕掛ける時は2人の選手のみだったが、現代サッカーにおいての速攻は5,6人で素早く行われるため、非常に前向きだ。ピッチの質も以前より素晴らしくなった」
「今のところ、戦術に関して大きな変化は見られない。どのクラブも4-2-3-1の布陣を基本としており、そこから少し変化させた布陣もあるが、大幅に変化させている布陣はない。それは非常に重要だし、過去2、3年で基準は高くなっている。昨季のチャンピオンズリーグ決勝も素晴らしかったし、昨季は前向きな要素ばかりが見て取れた」
同会議にはUEFAチームランキング上位の監督が招待され、日本代表のDF内田篤人が所属するシャルケ(9位)のイェンス・ケラー監督、MF香川真司がいるドルトムント(12位)のユルゲン・クロップ監督、MF本田圭佑のいるミラン(14位)のフィリッポ・インザーギ監督らが出席したが、FW柿谷曜一朗が所属するバーゼル(18位)のパウロ・ソウザ監督やDF長友佑都のいるインテル(23位)のワルテル・マッツァーリ監督らは欠席した。
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