スイス・スーパーリーグ第8節が14日に行われ、FW久保裕也のヤング・ボーイズとルツェルンが対戦。久保はベンチスタートだった。
先制したのはホームのヤング・ボーイズだった。19分、カウンターから右サイドを突破し、最後はラファエル・ヌゾロがファーサイドでクロスボールに反応。ダイビングヘッドを突き刺し、均衡を破った。
ヤング・ボーイズは31分、縦パスで左サイドのスペースを突かれてクロスを上げられると、マルコ・シュヌーリーにヘディングでのゴールを許し、スコアは1-1となった。しかし2分後の34分、左サイドからの浮き球のパスに反応したサムエル・アフムが、ペナルティーエリア内でバウンドしたボールにいち早くアプローチ。相手GKよりも先に右足で触り、ループシュートを決めた。前半は2-1で終了した。
後半開始早々、ヤング・ボーイズは再び同点に追いつかれた。自陣でのボールロストからスルーパスを通され、ルツェルンのヤコブ・ヤンチャーにシュートを決められた。
2-2とされたヤング・ボーイズは、67分に久保を投入。勝ち越し点を目指す。待望の3点目は82分に生まれた。左CKからゴール前で混戦となり、最後はアラン・ロシャが押し込んでゴールネットを揺らした。
試合は3-2で終了。ヤング・ボーイズが打ち合いを制し、勝ち点3を獲得した。
【得点者】
1-0 19分 ラファエル・ヌゾロ(ヤング・ボーイズ)
1-1 32分 マルコ・シュヌーリー(ルツェルン)
2-1 34分 サムエル・アフム(ヤング・ボーイズ)
2-2 49分 ヤコブ・ヤンチャー(ルツェルン)
3-2 82分 アラン・ロシャ(ヤング・ボーイズ)