ブラジルW杯に出場した際のカラグニス氏 [写真]=FIFA via Getty Images
元ギリシャ代表MFのゲオルギオス・カラグニス氏が、同国代表のフットボールディレクターに就任した。『UEFA.com』が伝えている。
ブラジル・ワールドカップ後に代表引退を表明したカラグニス氏は、ギリシャ代表として最多となる139試合に出場。ユーロ2004制覇を成し遂げるなど、長年にわたって代表チームの柱として活躍していた。
同氏は「フットボールから正式に引退する」とコメント。さらに「現役を引退するつもりはなく、一人でトレーニングを続けて最後の移籍を考えていた。だが、(ギリシャサッカー協会の)会長と話をして、(ギリシャ代表の)ラニエリ監督と会い、元チームメートと連絡をとって決断した。監督と選手の間に立つことになる。指揮官が代わり、一部の重要な選手がいなくなったチームを手助けする」と、現役引退からフットボールディレクター就任までの経緯を明かし、新たな立場でギリシャ代表のために尽力することを誓っていた。