レヴァークーゼンに所属するMFハカン・チャルハノールとDFエメル・トプラクの2選手が、トルコ代表の招集を辞退していた件で、チャルハノールの父親がその理由について語った。
8日、ドイツ紙『ビルト』が報じた内容によると、2選手はトルコ代表のチームメートであるベシクタシュMFギョクハン・トレからピストルで脅されていたとのこと。チャルハノールの父がトルコ紙『ヒュリイェット』に「(トルコ代表の)ファティ・テリム監督に『もし自分の息子が凶器で脅されたらどうするんだ』と聞きたいね。テリム監督は全てを知っている。したがって彼の口から真相が語られることを待っている」とコメントしたことを伝えている。
さらにチャルハノールの父は地元紙とのインタビューで「この件ではピストルが使われた。私はギョクハンのことを悪くしたくはない。だが彼の行動は間違っている。息子ハカンとエメルはもう二度と、トレと同じチームでプレーすることはない」と続けたようだ。
『ビルト』によれば2013年10月、ブラジル・ワールドカップ予選のオランダ代表戦後に宿泊していたホテルの一室で、チャルハノールはひざに、そしてトプラクにいたっては口の中に銃口を突き付けられたとしている。
2選手がトルコ代表への合流を急きょ取りやめたことについて、所属先であるレヴァークーゼンは「健康上の理由だ。筋肉に問題を抱えている」と公式発表していた。