スイス・スーパーリーグ第15節が9日に行われ、ファドゥーツと日本代表FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルが対戦した。
試合は17分、バーゼルのデルリス・ゴンサレスがエリア手前で横に決定的なスルーパス。走りこんできたシュケルゼン・ガシが、このパスをダイレクトで狙うが、ボールはわずかに枠の左に逸れる。27分、エリア手前の右よりで獲得したFKでマルセロ・ディアスが直接狙うと、ゴール右上の隅に突き刺さり、バーゼルが先制に成功した。
前半のアディショナルタイムに入って46分、CKの流れから、エリア内左でボールを受けたルカ・ズフィが中に折り返すと、ブリール・エンボロがバックヒールで流し込んでネットを揺らし、バーゼルが追加点を挙げた。直後に前半終了のホイッスルで、バーゼルが2点リードで前半を折り返した。
後半に入って49分、バーゼルGKのクリアが前線に行くと、相手のGKとDFがお見合いする形で対応が遅くなったところにエンボロがヘッドで飛び込むと、ボールはゴールに吸い込まれて追加点。バーゼルがリードを3点に広げた。
76分には、ファビアン・シェアからのパスをガシがエリア手前の正面で収めてから、自ら右足でシュートを放つと、ゴール左に決まり、バーゼルが4点目。
試合はこのまま終了し、順調に得点を重ねたバーゼルが4-0で快勝した。バーゼルは首位をキープしている。
【スコア】
ファドゥーツ 0-4 バーゼル
【得点者】
0-1 27分 マルセロ・ディアス(バーゼル)
0-2 45+1分 ブリール・エンボロ(バーゼル)
0-3 49分 ブリール・エンボロ(バーゼル)
0-4 76分 シュケルゼン・ガシ(バーゼル)