ギリシャ代表監督就任が報じられたトラパットーニ氏 [写真]=Getty Images
ギリシャ代表の新監督として、ジョヴァンニ・トラパットーニ氏が有力候補に挙がっていることがわかった。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が16日に伝えている。
ギリシャ代表は14日に行われたユーロ2016予選グループFでフェロー諸島と対戦し、0-1で敗戦。FIFAランク187位のチームを相手にホームで完封負けを喫し、同国サッカー協会は翌15日、イタリア人のクラウディオ・ラニエリ監督を解任した。そして新監督には、前任者と同胞のトラパットーニ氏が有力候補として挙げられている。
75歳のトラパットーニ氏は「ギリシャ代表監督に就任できる用意があるか連絡があった。『私は監督を務める用意がある』と答えた。就任する用意があることは示した。私の身体の中にはまだ燃え盛る炎があるけれども、はっきりとした考えも持っていて、サッカーを教えるための経験も備えている」とコメント。協会から連絡があったことを明かした。
トラパットーニ氏は、クラブではユヴェントスやミラン、インテル、バイエルンなどを指揮。代表チームでは、イタリアとアイルランドを率いた経験を持つ。