FKで決勝弾を演出したレコバ [写真]=LatinContent/Getty Images
11月14から16日に行われたウルグアイ1部リーグの前期第13節。首都モンテビデオで行われたナシオナル・モンテビデオとセロの対戦は、アリスメンディのゴールで先制したナシオナルが勝利を収めた。そして2試合を残して、ナシオナルの前期リーグ優勝が確定した。
この試合唯一のゴールは前半29分。前線から中盤に下がってパスを受けたイバン・アロンソが押し倒されてナシオナルにセットプレイが与えられると、アルバロ・レコバがフリーキックで直接ゴールを狙わず最終ラインの裏めがけてボールをソフトに浮かせた。ゴール前に抜け出したイバン・アロンソが胸で後方に落とすと、ディエゴ・アリスメンディが右足でゴールに流し込んだ。そしてこのゴールが決勝点となって、ナシオナルが勝ち点3を獲得した。
2位ラシンも勝ったが、残り2試合で勝ち点差7であるため2位以下に優勝の可能性がなくなったため、ナシオナルのリーグ優勝が決まった。
試合後、歓喜に湧くスタンドからは「Ole、Ole、Ole、Ole!Chino!Chino!」という歌声が聞こえてきた。元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバの活躍を称える合唱であった。
優勝したナシオナル・モンテビデオには、2016年(再来年)のコパ・リベルタドーレス出場権が与えられた。
(記事/Cartao Amarelo)
【スコア】
ナシオナル・モンテビデオ 1-0 セロ
【得点者】
1-0 29分 ディエゴ・アリスメンディ(ナシオナル・モンテビデオ)