浮気問題により険悪な関係にあるクルトワ(左)とデ・ブライネ(右) [写真]=VI Images via Getty Images
ヴォルフスブルクに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの元交際相手のカロリーン・レイネンさんが、チェルシーに所属する同代表GKティボー・クルトワとの浮気問題について言及した。18日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
デ・ブライネは10月末に出版した自伝「Keep It Simple」の中で、レイネンさんがベルギー代表の同僚クルトワと浮気をしていたことを暴露し、同選手を批判していた。
これについてレイネンさんは、ベルギーメディア『ストーリー・マガジン』のインタビューに応え、「ケヴィンは私を裏切って浮気をしたのよ。何カ月も何も言うことが出来なかったの。ケヴィンの両親に、私が裏話を暴露したら法的処置をとると圧力をかけられていた」と、デ・ブライネ側から圧力をかけられていたと語った。
今回、裏話を暴露するにいたった経緯については「(彼について)すべて尊重していた。でも彼が書いた『Keep It Simple』には、私とティボーのことがつづられていたから黙っていられなかったわ」と、デ・ブライネの自伝が一方的な内容だったことを理由にあげている。
さらにレイネンさんは自身とクルトワの浮気を認めた上で、「2012年の夏、ケヴィンは私の昔の親友と関係を持ったと言ってきたの。私は彼に“彼女か私”のどっちを選ぶか選択肢を与えたわ。私は彼にもう一度チャンスを与えようと思ったけど、もう同じような関係ではいられなかったわ」と語り、先に浮気をしたのはデ・ブライネだったと主張。
レイネンさんはマドリードへ旅行に行った際に、当時アトレティコ・マドリードに所属していたクルトワを訪れたという。当時を振り返り、「ティボーは、私がケヴィンと付き合っている間に受けたことがないような扱いをしてくれたわ。私は彼に何だって話せたし、おいしいご飯まで作ってくれたの。ケヴィンならあり得ないわね。『ケヴィンが浮気をしてよくて、どうして私がダメなの?』って思ったわ」と述べ、デ・ブライネの扱いに不満を抱いていたことを明かした。
ベルギー代表としてブラジル・ワールドカップにも出場した、クルトワとデ・ブライネ。16日に行われた、ユーロ2016予選のウェールズ代表戦にも共に出場しているが、両者の険悪な関係は明らかで、今後どういった対応がとられるのか注目される。