優勝トロフィーを掲げるクルゼイロのジュリオ・バティスタ [写真]=Getty Images
22から23日に行われたブラジル全国選手権(ブラジレイロン)の第36節。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテで行われたクルゼイロとゴイアスの対戦は、後半に勝ち越したクルゼイロが勝利を収めた。勝ったクルゼイロは2試合を残して優勝を決めて、ブラジレイロン連覇を達成した。
雨水の浮いたピッチで行われた試合は、クルゼイロが12分に先制。エベルトン・リベイロのスルーパスで右サイドをオーバーラップしたマイキのクロスを、リカルド・ゴウラーがヘディングでゴールに押し込んだ。
主導権はクルゼイロが握ったが、ゴイアスは22分にフリーキックを得ると、ペナルティエリアでボールをトラップしたサムエウが右足のインサイドキックでゴール左隅に沈めて追いついた。
決勝点が生まれたのは1-1で迎えた後半。62分、左サイドに開いたウィリアンがタイミングを図ってクロスを上げると、ゴール前に上がってきたエベルトン・リベイロが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
2-1としたクルゼイロは終盤に訪れたピンチをしのいで勝利を収めた。勝ち点を76としたクルゼイロは2位に転落する可能性がなくなり、2年連続3度目のブラジル全国選手権優勝が決まった。第6節に首位の座に立って以降、首位の座を守り続けてのリーグ優勝であった。優勝したクルゼイロは、来年のコパ・リベルタドーレス出場権を獲得している。
(記事/Cartao Amarelo)
【得点者】
1-0 12分 リカルド・ゴウラー(クルゼイロ)
1-1 22分 サムエウ(ゴリアス)
2-1 62分 エベルトン・リベイロ(クルゼイロ)