イタリアに戻る際にトラブルを起こしたジェルヴィーニョ [写真]=Getty Images
ローマに所属するコートジボワール代表FWジェルヴィーニョが、同伴していた女性を飛行機に搭乗させようとしたが、パイロットに拒否されていたことが明らかになった。23日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
19日に行われたアフリカ・ネーションズカップ2015予選のカメルーン代表戦を引き分け、なんとか本戦への出場権を獲得したコートジボワール代表。予選突破にも貢献した同国代表のエース・ジェルヴィーニョだが、プライベートでの突破には失敗してしまったようだ。
地元メディア『Imatin』によると、予選を終えたジェルヴィーニョは、コートジボワールからイタリアへ戻るプライベートジェットに、同伴していた女性を乗せようと試みた。しかし、女性の搭乗は元々予定されていなかった。同選手は空港職員4人に懇願し、この件に“目をつぶる”よう求め、これが受け入れられたとみられる。
“4人抜き”に成功したジェルヴィーニョだったが、最後の壁が立ちはだかった。身元不明な人物を飛行機に乗せることをパイロットが拒否。結局、女性はコートジボワールに留まることとなった。
国をまたぐ問題なだけに、パイロットの判断は当然の結果とも思えるが、今回の一件の影響は大きく、4人の職員は解雇処分を言い渡されたと伝えられている。