昨年、現役を引退した元イタリア代表DFネスタ氏 [写真]=Getty Images
昨年11月に現役を引退した元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏が、ISL（インド・スーパーリーグ）で約1年ぶりに現役復帰する可能性が浮上した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に報じている。
同紙によると、イタリア代表のチームメイトで、2006年のドイツ・ワールドカップをともに制したマルコ・マテラッツィが選手兼監督を務めるチェンナイインとの契約に迫っており、同監督も「ビザを必要とするため、いつ到着するかは分からないが決定だ」と認めているようだ。
ネスタ氏は、ラツィオの下部組織から17歳でトップチームデビューを果たし、1999－2000シーズンにはセリエAとコッパ・イタリアの2冠を達成。2002年にミランへ移籍すると、セリエA優勝やチャンピオンズリーグ制覇など多くのタイトル獲得に貢献した。。このオファーが実現すれば、現在38歳の同氏は2013年11月にMLS（メジャー・リーグ・サッカー）のモントリオール・インパクトを引退して以来の復帰となる。
ISLには、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロや元フランス代表FWダビド・トレゼゲ、元スウェーデン代表MFのフレドリック・ユングベリら大物ベテラン選手が在籍。現在、チェンナイインは11試合を終えて首位に立っている。