ラグビー日本代表ヘッドコーチのジョーンズ氏(左)とグアルディオラ監督(右)[写真]=Getty Images、Bongarts/Getty Images
バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、2015年にイングランドで開催されるラグビー・ワールドカップに出場する日本代表チームに助言を与えることが明らかとなった。8日のイギリス紙『デイリーミラー』が報じた。
同紙によると、日本代表のオーストラリア人ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が日本ラグビーフットボール協会を通してグアルディオラ監督に打診したとされ、ワールドカップへ向けての準備に関して、助言を求めるという。
ジョーンズ氏はバイエルンの練習場を訪れた際にグアルディオラ監督と面会。ラグビーとサッカーの共通点がワールドカップでの助けになり得ると確信しており、次のように語っている。
「バイエルンの練習を見学し、グアルディオラとも本当にいい話ができた。私は我々が練習法を調整することで 大きく成長できると思っている。彼は世界最高峰のサッカーコーチであり、誰しも最高の人間から学びたいものだ。ラグビーとサッカーは非常に似ているし、ボールをスペースに運ぶスポーツだ。バイエルンと彼の前のチーム、バルセロナは最高のパスゲームをプレーした。根本原理は全く同じだ」
グアルディオラ監督が15人制ラグビーに自身のサッカー哲学を持してアドバイスを与える時、どのような化学変化をもたらすのか。日本代表がワールドカップで1991年以来となる勝利を築き、劇的な進化を遂げれば、名将の株もまた一つ上がることだろう。