ブラジル1部リーグのパルメイラスは16日、オズワルド・オリヴェイラ監督と2015年12月31日までの契約を結んだことを発表した。
オリヴェイラ監督は16日の朝にサンパウロ入りし、契約書にサイン。アシスタントコーチのルイス・アルベルト氏やトレーナーのリカルド・ピント氏らも同監督とともに到着したと伝えられている。
オリヴェイラ監督は1950年生まれの64歳。選手経験はないが、1999年から指導したコリンチャンスで2000年にFIFAクラブ世界選手権を制覇した。以降はヴァスコ・ダ・ガマやフルミネンセ、サンパウロ、フラメンゴ、ヴィトーリア、サントス、クルゼイロと国内クラブの監督を歴任。2005年にはカタールでも指揮を執った。
2007年に鹿島アントラーズの監督に就任すると、1年目にJ1と天皇杯の二冠制覇を達成。翌2008年、2009年にもJ1を制覇し、史上初の3連覇を果たした。2010年には天皇杯、2011年にはヤマザキナビスコカップを制し、在籍5年で国内三大タイトルを8つ獲得した。なお、ルイス・アルベルト氏とリカルド・ピント氏も鹿島でコーチを務めていた。
オリヴェイラ監督は2012年にボタフォゴの指揮官に就任。今年1月にはサントスの監督に就任したが、9月に解任されていた。