アフリカ杯開幕…オーバメヤン弾でガボンが勝利、赤道ギニアはドロー

　アフリカネーションズカップが17日に赤道ギニアで開幕し、グループAの2試合が行われた。

　開幕戦では、エボラ出血熱の影響でモロッコから急遽開催国を引き継いだ赤道ギニア代表とコンゴ共和国代表が対戦。16分に、ゴール前でパスを受けた赤道ギニアのFWエミリオ・エンスエがゴール左に流し込み大会初ゴールを決める。このまま赤道ギニアが逃げ切るかと思われた85分、コンゴ共和国は右サイドのFWドミニク・マロンガの突破から、ゴール前のFWティエヴィ・ビフマがニアサイドにシュートを決め、同点に追いつく。このままスコアは動かず1－1の引き分けとなった。

　続くグループAの第2戦では、前回の2013年大会準優勝のブルキナファソ代表と、ガボン代表が対戦。ガボンは19分、中盤からのロングパスに抜けだしたFWピエール・エメリク・オーバメヤンがゴールキーパーとの一対一から、ダイレクトシュート。一度は弾かれるが、こぼれ球を拾い、冷静に右足で決めて、ガボンが先制に成功する。さらに72分には、右サイドを突破したMFフレデリック・ビュロのクロスをFWマリク・エヴナが頭で合わせて追加点。このまま2－0でガボンがブルキナファソを下している。

　第1節終了時のグループAの順位は以下の通り。

1　ガボン（3pt｜1勝0分0敗／2得点0失点／得失点差2）
2　赤道ギニア（1pt｜0勝1分0敗／1得点1失点／得失点差0）
2　コンゴ共和国（1pt｜0勝1分0敗／1得点1失点／得失点差0）
4　ブルキナファソ（0pt｜0勝0分1敗／0得点2失点／得失点差－2）

　グループA第2節は21日に行われ、赤道ギニアとブルキナファソ、ガボンとコンゴ共和国が対戦する。