アフリカ・ネーションズカップのグループD第1節の2試合が、20日に赤道ギニアで行われた。
第1試合では、コートジボワール代表とギニア代表が対戦。コートジボワールは17分、FWジェルヴィーニョがドリブル突破から折り返すと、FWウィルフリード・ボニーがシュート。ディフェンスに当たったこぼれ球を、ジェルヴィーニョが狙うが、GKナビ・ムサ・ヤッタラの好セーブに阻まれる。すると37分、ギニアの右サイドからのクロスをコートジボワールのDFセルジュ・オーリエがクリアミス。これをFWモハメド・ヤッタラがボレーで突き刺し、ギニアが先制する。
追い付きたいコートジボワールだが、56分にジェルヴィーニョがギニアのMFナビ・ケイタに平手打ちを食らわせてしまい一発退場。10人での戦いを強いられる。61分にはギニアのFWイブラヒマ・トラオレのシュートがクロスバーに当たり、難を逃れた。その後もピンチをしのいだコートジボワールは、72分にMFヤヤ・トゥーレの浮き球のパスを受けたボニーが、途中出場のFWセイドゥ・ドゥンビアにラストパス。これをドゥンビアが落ち着いて決め、同点に追いつく。このまま試合は終了を迎え、1-1の引き分けで勝ち点1を分けあった。
第2試合では、マリ代表とカメルーン代表が対戦。前半は再三にわたってマリがカメルーンゴールに迫るが、カメルーンの19歳GKファブリス・オンドアが好セーブを連発し、得点を許さない。0-0のまま迎えた71分、マリがフリーキックを獲得すると、MFセイドゥ・ケイタのクロスをファーサイドのFWサンブ・ヤタバレが決めて先制に成功する。このままマリが逃げ切ると思われた84分、ゴール前で浮き球のパスを受けたDFアンブロワーズ・オヨンゴが決め、カメルーンが同点に追いついた。1-1のままスコアは動かず、第2試合も引き分けとなった。
第1節終了時のグループDの順位は以下の通り。
1 コートジボワール(1pt|0勝1分0敗/1得点1失点/得失点差0)
1 カメルーン(1pt|0勝1分0敗/1得点1失点/得失点差0)
1 ギニア(1pt|0勝1分0敗/1得点1失点/得失点差0)
1 マリ(1pt|0勝1分0敗/1得点1失点/得失点差0)