逆転勝利でB組首位に立ったチュニジア [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
赤道ギニアで開催中のアフリカ・ネーションズカップは、22日にグループBの第2節が行われた。
第1試合では、2012年大会王者のザンビア代表とチュニジア代表が対戦。スコアレスで迎えた59分、ペナルティエリア左に持ち込んだザンビアのMFレインフォード・カラバがクロスを上げ、ファーサイドのFWエマニュエル・マユカが右足で蹴りこみ、ザンビアが先制に成功する。しかし70分、チュニジアが右コーナーキックを獲得すると、MFモハメド・アリ・モンセーが蹴ったボールをザンビアのMFルバンボ・ムソンダがクリアしきれず、ファーサイドのFWアフメド・アケシが押し込み同点に追いつく。このまま同点で終わるかと思われた89分、チュニジアはカウンターから左サイドのFWユセフ・ムサクニがクロスを上げ、FWヤシン・シカウィが頭で合わせて逆転。2-1でチュニジアがザンビアを下した。
続く第2試合では、カーボ・ヴェルデ代表とコンゴ民主共和国代表が対戦。6分、コンゴ民主共和国のロングボールをカーボ・ヴェルデのDFフェルナンド・ヴァレラがクリアミスし、あわやオウンゴールとなるが、GKジョジマール・ディアスがなんとかボールに追いついた。その後はカーボ・ヴェルデがフリーキックから再三チャンスを作るが、得点には至らない。後半も、カーボ・ヴェルデがコンゴ民主共和国のゴールに迫るが、クラブ・ワールドカップの活躍などで有名なGKムテバ・キディアバがビッグセーブを連発し、0-0のスコアレスドローに持ち込んだ。
第2節終了時のグループBの順位は以下のとおり。
1 チュニジア(4pt|1勝1分0敗/3得点2失点/得失点差1)
2 カーボ・ヴェルデ(1pt|0勝2分0敗/1得点1失点/得失点差0)
2 コンゴ民主共和国(1pt|0勝2分0敗/1得点1失点/得失点差0)
4 ザンビア(1pt|0勝1分1敗/2得点3失点/得失点差-1)