赤道ギニアで開催中のアフリカ・ネーションズカップは、24日にグループDの第2節が行われた。
第1試合ではコートジボワール代表とマリ代表が対戦した。試合は開始早々に動く。3バックで臨んだコートジボワールの両サイドを突くマリは、7分にFWサンブ・ヤタバレが右サイドからクロスを上げる。するとファーサイドに走りこんだFWバカリ・サコーが豪快なダイレクトボレーを叩き込み先制に成功する。その後はコートジボワールが徐々に試合を支配するようになり、チャンスを作っていく。33分、左コーナーキックを獲得したコートジボワールは、MFヤヤ・トゥーレのクロスをDFコロ・トゥーレが頭で合わせる。しかし、ここはポストに阻まれ同点弾を奪えなかった。
1-0でマリがリードして迎えた87分、コートジボワールのFWサロモン・カルーが右サイドに展開すると、DFセルジュ・オーリエの折り返しに合わせたのは、途中出場のMFマックス・グラデル。これがゴール左下に決まりコートジボワールが土壇場で追いついた。このまま試合は終了し、1-1の引き分けで終わった。
第2試合ではカメルーン代表とギニア代表が対戦。最初にチャンスを作ったのはカメルーン。10分、DFアンリ・ベディモのクロスをFWヴァンサン・アブバカルが合わせるが、GKナビ・ムサ・ヤッタラの好セーブに阻まれる。チャンスを逃していたカメルーンだったが13分、左コーナーキックを獲得すると、FWバンジャマン・ムカンジョが蹴った鋭いボールは、ゴールキーパーの手前でワンバウンドして直接ゴールイン。カメルーンが先制点を奪う。
反撃に出るギニアは42分、左サイドのDFイシアガ・シッラからパスを受けたFWイブラヒマ・トラオレが振り向きざまにミドルシュートを放つ。これがゴール右下に決まり、ギニアが同点に追いつき、前半を折り返す。その後はカメルーンが再三相手ゴールに迫るものの決定力不足を露呈し、1-1のまま試合終了のホイッスルが鳴った。
第2節終了時のグループDの順位は以下のとおり。
1 コートジボワール(2pt|0勝2分0敗/2得点2失点/得失点差0)
1 カメルーン(2pt|0勝2分0敗/2得点2失点/得失点差0)
1 ギニア(2pt|0勝2分0敗/2得点2失点/得失点差0)
1 マリ(2pt|0勝2分0敗/2得点2失点/得失点差0)