決勝進出を喜ぶガーナイレブン [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
赤道ギニアで開催中のアフリカ・ネーションズカップは、5日に準決勝が行われ開催国の赤道ギニア代表とガーナ代表が対戦した。
試合は42分、ガーナのクリスティアン・アツのロングボールに抜けだしたクウェシー・アッピアーが赤道ギニアのGKフェリペ・オボノに倒されてペナルティキックを獲得する。キッカーのジョーダン・アイェウは冷静にオボノの逆を突き、ガーナが先制に成功する。さらに前半アディショナルタイムには、カウンターからムバラク・ワカソが決め、リードを広げる。
後半も攻めこむガーナは73分、再びディフェンスラインの裏に抜けだしたアッピアーがキーパーと一対一に。一度はオボノが身体を張って防いだが、こぼれ球を拾ったアッピアーが中央に折り返すと、アンドレ・アイェウが押し込み3-0とする。終了間際には、興奮した赤道ギニアのサポーターが暴徒化し、30分以上試合が中断する。
警察の介入によって暴徒が沈静化され試合は再開したが、このままガーナが逃げ切り、コートジボワール代表が待つ決勝に駒を進めた。一方敗れた赤道ギニアは、3位決定戦にまわる。
決勝は8日に行われ、コートジボワール代表とガーナ代表がアフリカの頂点をかけて対戦する。3位決定戦は7日に行われ、コンゴ民主共和国代表と赤道ギニア代表が対戦する。