アフリカ・ネーションズカップの3位決定戦が7日に行われ、コンゴ民主共和国代表が、大会ホスト国である赤道ギニア代表と対戦した。
90分を戦ってお互いにGKの好セーブが光った試合は、スコアレスのまま延長戦にもつれ込む。しかし、延長戦30分間を終えても両ゴールネットは揺れることはなく、銅メダルをかけた対戦はPK戦に突入した。
先攻は赤道ギニア。1人目のキッカーを任されたのは、グループリーグのガボン代表戦でPKを決めていたハビエル・バルボア。しかし、このキックはゴール右に逸れ、失敗してしまう。一方、後攻のコンゴ民主共和国は1人目がきっちりと成功する。
続く赤道ギニアの2人目を務めたラウール・ファビアーニのシュートはコースが甘く、コンゴ民主共和国の守護神ムテバ・キディアバにキャッチされた。
2人が失敗した赤道ギニアは、3、4人目が連続で成功するも、4人目のセドリック・モンゴングを含めて全員が成功させたコンゴ民主共和国が勝利し、同国は1998年大会以来となる3位に輝いている。
残すところあと1試合となったアフリカ・ネーションズカップ。8日に行われる決勝では、コートジボワール代表とガーナ代表がタイトルをかけて対戦する。
【スコア】
コンゴ民主共和国代表 0-0(PK 4-2) 赤道ギニア代表