ブータン代表は7年ぶりの勝利をKFCで祝った。 [写真]=Getty Images
12日に行われた2018年ロシア・ワールドカップのアジア1次予選第1戦で、初参加のブータンが敵地でスリランカに1-0の勝利を収めた。2008年以来史上4度目の勝利を挙げたブータン代表メンバーが、ケンタッキーフライドチキン(KFC)で祝勝会をしていたことが明らかとなった。13日の大手メディア『ユーロスポーツ』などが報じた。
FIFA(国際サッカー連盟)の世界ランキングで最下位(209位)のブータンは後半36分、ツェリン・ドルジがカウンターから決勝ゴールを挙げ、172位のスリランカを破った。
2000年からFIFAに加盟したブータンは、同年のアジアカップ予選でクウェートに0-20で歴史的大敗を喫した弱小国。これまで資金不足などでワールドカップ予選に出場したことがなく、公式戦での勝利も2008年にアフガニスタンを3-1で下して以来、7年ぶりとなった。
そんなブータンはワールドカップ予選のデビュー戦でいきなり挙げた初勝利を現地のKFCで祝い、「美味しいもので人を幸せに」と言ったカーネル・サンダース氏の力も借りて、17日にホームで行われるスリランカとの第2戦に弾みをつけた。