バーレーン戦で2ゴールを決めたファルカオ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
国際親善試合が25日に行われ、バーレーン代表とコロンビア代表が対戦した。
6月に開幕するコパ・アメリカに出場するコロンビア代表は、マンチェスター・Uで不振のラダメル・ファルカオを先発起用。ブラジル・ワールドカップ得点王のハメス・ロドリゲスは負傷のため、代表メンバーから外れている。
試合は立ち上がりからコロンビアが攻める。15分、右サイドからのクロスボールをファーサイドで待ち構えたファルカオが頭で落とし、カルロス・バッカがワントラップしてゴールに叩き込み、先制に成功する。
23分にはディフェンスラインの背後をとったファルカオがネットを揺らすも、オフサイドの判定を受けた。しかし32分、同様の形からファルカオが追加点を奪うと、4分後の36分にはキーパーの上を抜く鮮やかなゴールを挙げ、3点差にした。
一矢報いたいバーレーンにチャンスが訪れたのは前半終了間際の45分だった。遠目からのフリーキックがいいコースに飛ぶも、これはコロンビアの守護神ダビド・オスピナが好セーブをし、0-3のままハーフタイムを迎えている。
後半に入ってもコロンビアの猛攻が続く。59分にアドリアン・ラモスがフレディ・グアリンとのワンツーでエリアに侵入し、ゴール右隅に決める。
71分にエースのファルカオを下げたコロンビアだが、ゴールショーは終わらなかった。79分にアンドレス・レンテリアのパスを受けたホアン・アンドレス・モヒカが無人のゴールに流し込んでスコアを0-5にすると、82分にレンテリアがとどめの6点目を決めた。
アディショナルタイムに突入し、観客がピッチに進入するアクシデントが発生するも、幸い大きな事件に発展することはなく、試合はこのまま0-6で終了している。
コロンビア代表は30日にクウェートとの国際親善試合を行い、コパ・アメリカに向けて調整する。
【得点者】
0-1 15分 カルロス・バッカ(コロンビア)
0-2 32分 ラダメル・ファルカオ(コロンビア)
0-3 36分 ラダメル・ファルカオ(コロンビア)
0-4 59分 アドリアン・ラモス(コロンビア)
0-5 79分 ホアン・アンドレス・モヒカ(コロンビア)
0-6 82分 アンドレス・レンテリア(コロンビア)