マルセイユ戦に出場したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、アメリカへ移住するためにビザ取得の準備を始めたと、同選手の母国であるスウェーデンの首都ストックホルムに本社を置く『Aftonbladet』紙が4日に報じている。
同紙によると、イブラヒモヴィッチが3月19日に、パリにある在仏アメリカ大使館を訪れた模様。同選手は、ジーンズにロングコートというラフな格好で、弁護士と思われる男性とともに現れると、笑顔を見せてリラックスした様子だったという。さらに、サインに応じたり、ある大使館職員には写真撮影にも応じていたとも伝えられている。
イブラヒモヴィッチが大使館に居たのはわずか35分から40分。同大使館の警備員によると、イブラヒモヴィッチは他の人が並ぶ列には入らず、特別扱いを受けていたという。そして、同選手は短期滞在のための「観光ビザ」ではなく、無期限での滞在が可能な「移民ビザ」の要請手続きをしたと伝えられている。
2015-16シーズン終わりまでパリSGと契約を結んでいる現在33歳のイブラヒモヴィッチは以前、同クラブとの契約満了とともに現役引退も示唆していた。『Aftonbladet』紙は、同選手がビザ取得の手続きを始めたとの情報を受け、パリSG退団やMLS(メジャーリーグサッカー)移籍などの可能性を報じている。