元南アフリカ代表のヘニェカネは国内リーグのフリー・ステート・スターズでプレーしていた [写真]=Getty Images
7日、南アフリカ・プレミアリーグのフリー・ステート・スターズは「FWリチャード・ヘニェカネが交通事故に遭遇し、7日早朝に死亡した」と公式発表した。
リチャード・ヘニェカネは1983年生まれの31歳。ゴールデン・アローズでデビューし、2008-09シーズンには19ゴールをマークして南アフリカ・プレミアリーグの得点王に輝いた経験を持っている小柄なストライカーであった。
南アフリカ代表としては目立った実績は残せなかったものの、国内では点取り屋としてだけでなく両ウイングとしても活躍する名プレーヤーとして知られていた。
発表によればヘニェカネは4名の同乗者と共に自動車事故に巻き込まれ、彼一人がそれによって命を落としたとのことである。なお、リチャード・ヘニェカネの弟であるジョセフ・ヘニェカネもサッカー選手であったが、昨年12月27日に死去している。ヘニェカネ家族は半年の間に2人の息子を相次いで亡くすという悲劇に見舞われたことになる。
南アフリカでは昨年代表GKセンゾ・メイワが強盗に射殺されるなどサッカー選手の犠牲が相次いでいる。
(記事提供:Qoly)