グレミオの監督を辞任したスコラーリ氏 [写真]=Getty Images
グレミオは19日、チームを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督が辞任したことをクラブ公式HP上で発表した。
同クラブのロミウド・ボウザン会長が会見を開き「ルイス・フェリペ・スコラーリは事実上、もはやグレミオの監督ではなくなった。コーチも含めてだ。彼は今朝、辞任を申し出てきた。彼のこのクラブでのサイクルは終わり、クラブもそれを理解した」と、スコラーリ監督が辞任したことを認めている。
昨年のブラジル・ワールドカップでブラジル代表を率いたスコラーリ監督は、同年7月にグレミオの監督に就任。2014シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)で7位につけていた。また今シーズンは、2試合を終えて1分け1敗となっている。
ボウザン会長は、後任の監督について「グレミオは現在、新監督を調査している段階で、午後から本格的に絞込に入る。今のところは誰とも契約を結んでいないし、会談もしていない」と述べ、突然の辞任であるが故に後任は未定であると説明した。
暫定的にはU-20チームの監督を務めるジャメス・フレイタス氏が指揮を取り、ロジェリオ・ジアス氏がアシスタントを務めると伝えられている。