コロンビア戦に出場したネイマール(中央)[写真]=Gabriel Rossi/LatinContent/Getty Images
コパ・アメリカ2015 チリが17日に大会7日目を迎え、グループC第2節ではブラジル代表とコロンビア代表が対戦した。
慎重な立ち上がりを見せた両者。均衡を破ったのはコロンビアだった。36分にCKのチャンスを獲得。フアン・クアドラードが右サイドからゴール前中央にクロスを入れると、混戦になる中、こぼれ球に反応したジェイソン・ムリージョが左足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。
先制を許したブラジルは44分、右サイドのダニエウ・アウヴェスが上げたクロスにネイマールが頭で合わせたが、ダビド・オスピナの正面に飛んでしまう。
57分、ブラジルが決定機を迎える。バックパスが短くなったところを見逃さなかったエリアスがシュートを狙いにいく。慌てて飛び出したオスピナがなんとか防ぐも、ボールがこぼれ、フリーで走り込んだロベルト・フィルミーノが無人のゴールに右足シュートを放ったが、枠を捉えることができず。
コロンビアは、88分にハメス・ロドリゲスがドリブル突破からペナルティエリア内に切れ込みシュートを放つも、わずかにゴール右に外れた。追加点は奪えなかったものの、コロンビアが1-0でブラジルを下した。
試合後、ネイマールがボールを大きく蹴り出し相手選手に当てたとして乱闘騒ぎに。ネイマールとカルロス・バッカにレッドカードが出された。
ブラジルとコロンビアは勝ち点3で、首位ベネズエラ代表と並んだ。21日に行われるグループ最終節でブラジルはベネズエラと、コロンビアはペルー代表と対戦する。
【スコア】
ブラジル代表 0-1 コロンビア代表
【得点者】
0-1 36分 ジェイソン・ムリージョ(コロンビア代表)