アランギスのゴールを祝福するビダル(左)[写真]=Getty Images
コパ・アメリカ2015は19日、グループAの最終節が行われチリ代表とボリビア代表が対戦した。飲酒運転で交通事故を起こしていたMFアルトゥーロ・ビダルが先発出場したチリが5-0の大勝を収めている。
開催国チリを率いるホルヘ・サンパオリ監督は問題を起こしたビダルがチームを離れることはないと明言し、この試合でも同選手を先発で起用した。そのチリは、開始早々の3分に先制ゴールを挙げると37分にFWアレクシス・サンチェスが追加点を決め2点のリードを奪い前半を終える。
ハーフタイムでビダルとA・サンチェスをベンチに下げたチリだったが、後半も主導権を握ると66分にMFチャルレス・アランギスがこの日2点目となるゴールを決め、試合を決定づける。
その後、さらに2点を加えたチリは、ボリビアの枠内シュートを1本に抑えるなど反撃を許さず5-0の大勝を収め、グループA首位で決勝トーナメント進出を決めた。