コロンビア戦に出場したネイマール [写真]=LatinContent/Getty Images
バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールが、10月から行われるロシア・ワールドカップ南米予選を数試合欠場する可能性が浮上した。25日付のスペイン紙『スポルト』が報じている。
17日に行われたコパ・アメリカ2015のグループC第3節で、ブラジル代表はコロンビア代表と対戦した。同試合終了後、ネイマールの蹴ったボールが相手選手の背中を直撃したことをきっかけに、小競り合いが発生。同選手はレッドカードを提示され、規律委員会による会合の結果、4試合の出場停止処分が科された。
これにより、ブラジルが決勝戦に進んだとしてもネイマールは欠場することが決定している。
一方FIFA(国際サッカー連盟)は、同選手の出場停止期間を残したままブラジルが敗退することになれば、処分はワールドカップ予選に持ち越されることをCONMEBOL(南米サッカー連盟)に通達したという。
ブラジルは、27日に行われるコパ・アメリカ準々決勝でパラグアイ代表と対戦する。準決勝に進出することができれば、その後の決勝または3位決定戦で同選手の出場停止期間を終えることができる。