アルビレックス新潟シンガポールが3得点を奪い、リーグカップ決勝進出を決めた
2015Sリーグカップ(シンガポールリーグカップ)準決勝が5日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールとゲイラン・インターナショナルが対戦した。
試合は開始からアルビレックス新潟シンガポールが主導権を握る。11分、左サイドで多木理音がファウルを受けてFKを獲得すると、木暮郁哉から絶妙なボールが送られる。相手GKの目の前に飛び込んだ河田篤秀が頭でコースを変えてフィニッシュ。河田篤秀の2試合連続ゴールで幸先良く先制点を挙げる。
36分には右サイドからの攻撃でチャンスを作ると、公式戦5試合ぶりの出場となった山田幹也が右足のクロス。しかし、ギリギリのところで合わせられず、追加点には結びつかない。
一方のゲイラン・インターナショナルは、前線のブルーノ・カスタニェイラにボールを送り起点を見出そうとするが、うまくいかず攻撃を組み立てることができない。アルビレックス新潟シンガポールが終始試合を支配し、前半を1点リードで終える。
79分、追加点がほしいアルビレックス新潟シンガポールは長崎健人を投入。すると直後の82分、その長崎健人が中央をドリブルで突破するとそのまま右足で狙う。相手GKの頭上を越えたシュートが決まりゴール。出場からわずか3分、長崎健人の芸術的な得点で待望の追加点を奪うことは成功する。
87分、相手ゴール正面で獲得したFKを木暮郁哉が右足でゴール左隅に叩き込みダメ押しの3点目。木暮郁哉の今季公式戦初ゴールで勝利を確実にする。試合はそのまま終了。アルビレックス新潟シンガポールは危なげない試合運びでリーグカップ決勝進出を決めた。
2011年以来4年ぶり2度目のリーグカップ優勝を目指すアルビレックス新潟シンガポールは、バレスティア・カルサとホーガン・ユナイテッドの勝者と対戦。決勝戦は7月10日(金)にジャランべサルスタジアムで行われる。
【スコア】
ゲイラン・インターナショナル 0-3 アルビレックス新潟シンガポール
【得点者】
0-1 11分 河田篤秀(アルビレックス新潟シンガポール)
0-2 82分 長崎健人(アルビレックス新潟シンガポール)
0-3 86分 木暮郁哉(アルビレックス新潟シンガポール)