ビジャレアルでプレーしていたリケルメ氏 [写真]=Getty Images
今年の1月にアルゼンチン1部リーグのアルヘンティノス・ジュニアーズで現役を引退した元同国代表MFフアン・ロマン・リケルメ氏が、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』に対し、キャリア唯一の後悔が「マンチェスター・Uからのオファーを断ったこと」と明かした。5日のイギリス紙『デイリーメール』などが報じている。
リケルメ氏はビジャレアルに在籍していた2006年、4月に行われたチャンピオンズリーグ準決勝で敵地にてアーセナルと対戦した際、マンチェスター・Uの幹部がビジャレアルのチームホテルを訪れて交渉したことを明かし、その場でオファーを断ったという。
「僕が現役キャリアで唯一後悔しているのは自分で決めたある決断だった。チャンピオンズリーグ準決勝のアーセナル戦の前に、イングランドのホテルにいた時、マンチェスター・Uの幹部が僕を訪ねて買おうとし、僕はそれを断ってしまった。僕はビジャレアルの同僚たちと心地よく過ごしていたから残留したんだ」
このリケルメ氏の決断により、マンチェスター・Uは当時トッテナムに在籍していたイングランド代表MFマイケル・キャリックの獲得に照準を切り替えたと報じられている。