退団が発表されたアドゥ(写真はKuPS公式HPのキャプチャ)
7日、元アメリカ代表FWフレディ・アドゥは自身の公式ツイッターで現在所属しているKuPS(クオピオン・パロセウラ)から退団することを決断したと発表した。
KuPS側もアドゥを12日の試合では起用することが出来なくなったと発表しており、選手への感謝と今後の幸運を願うコメントを掲載している。
アドゥは1989年生まれの26歳。かつては14歳でMLS(メジャーリーグ・サッカー)デビューを果たし、”神童”と呼ばれたストライカーであったことで知られている。
しかし2007年に欧州へと渡った後は全く活躍出来なくなり、ベンフィカからモナコ、ベレネンセス、アリス・サロニカ、チャイクル・リゼスポルなどへのレンタルでも開花することが出来ず。
2012年にアメリカに帰国した後はすこし復活の兆しを見せたものの、昨年移籍したブラジルのバイーアで出場機会が与えられずに退団。
しばらく経ってセルビアのヤゴディナへ加入したが、リーグでは1試合もプレーしないまま昨年末にチームを離れ、無所属の期間を経て3月末にフィンランドのKuPSに加入していた。
だが結局ここでもトップチームでは出番がなく、リザーブチームで下部リーグを戦う状況になるなど苦しい状況が続いていた。
(記事提供:Qoly)