スイス・スーパーリーグ開幕戦が19日に行われ、FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルとファドゥーツが対戦した。柿谷は先発出場している。
昨シーズン王者のバーゼルは、パウロ・ソウザ前監督にかわり、今シーズンからウルス・フィッシャー監督が就任した。スイス代表DFファビアン・シェアや同MFファビアン・フライらが退団したが、日本代表DF長友佑都が所属するインテルからセルビア代表MFズドラフコ・クズマノヴィッチが復帰するなど、なんとか戦力を維持している。
試合は10分にバーゼルがPKを獲得。これをマティアス・デルガドがゴール左に決めて先制に成功する。バーゼルがリードを保ちながらも拮抗した展開が続く。
すると1-0で迎えた80分、柿谷はペナルティエリア右でルカ・ズッフィからパスを受けると、これをゴール右に流し込み、バーゼルが追加点を奪取。柿谷は開幕戦で今シーズン初ゴールを記録した。柿谷は直後の81分にダヴィデ・カラと交代したが、チームはそのまま2-0で勝利を収めている。
次節、バーゼルは敵地でグラスホッパーと対戦する。