ギリシャで開催されているU-19欧州選手権の決勝が19日に行われ、U-19スペイン代表とU-19ロシア代表が対戦した。
2001-02シーズンにU-19の大会(以前はU-18)になって以来、14年間で最多7度目の優勝を狙うスペイン。対して、初優勝を目指すロシアは準決勝で開催国のギリシャに勝利を収め決勝に駒を進めた。
試合はスペインが主導権を握る。39分、右サイドからの折り返しをペナルティエリア内右で受けたマルコ・アセンシオが、左足を振り抜くがシュートは相手GKがわずかに触りクロスバーに直撃。そのこぼれ球をボルハ・マヨラルがヘディングで押し込んで、ゴールネットを揺らした。ともにレアル・マドリード所属のアセンシオとマヨラルの活躍でスペインが先制に成功。
そのまま試合は折り返して、78分にスペインが追加点を奪う。味方の縦パスに反応したヴィジャレアル所属のマティアス・ナウエルが、エリア内に侵入し、右足シュートを放つと、これがゴール左隅に決まった。
試合はこのままタイムアップを迎え、スペインが2-0でロシアに勝利。3年ぶりに欧州制覇を達成した。
なお、同試合で先制点を挙げたマヨラルが、合計3ゴールで本大会の得点王に輝いている。
【スコア】
U-19スペイン代表 2-0 U-19ロシア代表
【得点者】
1-0 39分 ボルハ・マヨラル(スペイン)
2-0 78分 マティアス・ナウエル(スペイン)