ギリシャ代表を率いるセルヒオ・マルカリアン監督が、成績不振を理由に就任からわずか5カ月で辞任を表明した。21日、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトが伝えている。
マルカリアン監督は今年2月、ユーロ2016予選で4試合を終えて1分3敗と低迷していたギリシャ代表の指揮官に就任。しかし、その後の同予選2試合でも1分1敗と不振を抜け出せず、ギリシャはグループFの最下位に沈んでいる。
同監督は「私は重要な時にギリシャに来た。しかし我々の戦いの結果は良いものではなく、私はファンに謝罪しなければならない」との声明を発表。
そして「私はこの機会を与えられたことを神に感謝している。ファン、選手だけでなくメディアにも感謝したい。大きな愛情を感じ、就任初日から自分の仕事をすることができた」と感謝を示した。
しかしEPO(ギリシャ・サッカー協会)の広報担当者によると、22日にEPOの社長とマルカリアン監督が会談を行う予定だが、同監督の辞任は認められない可能性が高いという。