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ナイジェリアの伝説ババンギダ氏、会長務めた古巣から3名を引き抜き

2015.07.28

かつて快速アタッカーとして知られたババンギダ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ナイジェリアメディア『Complete Sports Nigeria』は26日、マルタ・プレミアリーグのFCモスタでテクニカルディレクターに就任したティジャニ・ババンギダ氏が、会長を務めていたタラバ・ユナイテッドなどから4選手を獲得したと報じた。

 かつて“世界最高のスピードを持つウイング”として知られ、誰もがゲームでお世話になったとも言われている元ナイジェリア代表FWティジャニ・ババンギダ氏。

 ナイジェリア・プレミアリーグのタラバ・ユナイテッドで会長を務めていたが、今年それを辞してマルタのFCモスタでテクニカルディレクターに就任した。おそらくこれには1月にモスタに加入した弟のハルナ・ババンギダが関係しているのではないかと推測されている。

 そしてティジャニはその仕事始めとして、自身の母国との太いコネクションを生かし、タラパ・ユナイテッドからMFアブドゥル・マリク・モハメド、MFヤウ・ハッサン、FWアベル・ボビー、そして対戦相手だったウィッキ・トゥーリスツからMFチュクゥディ・サミュエルを獲得したという。

 FCモスタは昨季マルタ・プレミアリーグで10位と苦戦。残留プレーオフでグジラ・ユナイテッドと戦い辛うじて1部に残ったという立場のチームである。

 ちなみに昨シーズンのマルタ・プレミアリーグで同率得点王になったのは名古屋グランパスサンフレッチェ広島徳島ヴォルティスFC岐阜でプレーしたことで知られるウェズレイの弟ジョルジーニョである。

(記事提供:Qoly

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