バレンシア戦に出場したポルトGKカシージャス(左)[写真]=Getty Images
ポルトは1日、プレシーズン大会のケルン・カップ2015でバレンシアと対戦し、PK戦の末に勝利を収めた。試合後、PK戦で活躍したスペイン代表GKイケル・カシージャスがコメントしている。クラブ公式サイトが伝えている。
試合は、スコアレスでPK戦に突入。カシージャスはこのPK戦で好セーブでチームを勝利に導き、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
カシージャスは試合後、「チームは90分間よく戦ったよ。試合の主導権も握っていたし、みんな満足している」と振り返ると、「チームは堅実さや安定を見せ、成熟度も増している。昨シーズンと比べて、かなり変わっているね。チャンピオンズリーグに出場するバレンシアのようなスペインのチームとの対戦で、いい試合が出来た」と感想を語った。
また、PKセーブで勝利に貢献した同選手は、「若いチームに、成熟さをもたらすことができた」と喜ぶ一方で、「エウトン、リカルド(ヌネス)らとともに、いい練習ができている。監督は今シーズン、どのGKも使えると思うよ」とチームのGK陣についても言及した。そして、味方サポーターだけではなく、相手サポーターからの称賛も受けたカシージャスは、「自分のプレーを認めてもらえて嬉しいね。ポルトで多くのタイトルを獲得していきたいと思っている」とコメントしている。
ポルトは2日に、ケルン・カップ2015の第2戦でストークと対戦する。