柿谷所属のバーゼル痛恨ドロー…バレンシアが快勝で本戦近づく／CLプレーオフ

　チャンピオンズリーグ・プレーオフのファーストレグが19日に各地で行われた。

　柿谷曜一朗が所属するバーゼルは、ホームにイスラエル王者のマッカビ・テル・アヴィヴを迎えた。試合は31分にエラン・ザハヴィのゴールでマッカビ・テル・アヴィヴが先制したが、直後の39分にバーゼルのマティアス・デルガドがPKを沈めて1－1の同点で前半を終える。後半に入ってもなかなかスコアは動かなかったが、88分にバーゼルのブレール・エンボロが勝ち越し点を奪取。このまま2－1でバーゼルの勝利かと思われたが、後半アディショナルタイム6分に再びザハヴィが同点ゴールを決め、2－2の引き分けに終わった。なお、柿谷はベンチ外だった。

　バレンシアはホームで昨シーズンのCLでベスト8に入ったモナコと対戦した。試合は開始早々の4分にバレンシアのロドリゴが先制点を挙げる。49分にはモナコがマリオ・パシャリッチのゴールで同点に追いついたが、バレンシアは59分にダニエル・パレホが、86分にソフィアン・フェグリがゴールを決め、3－1でモナコに先勝している。

　その他の試合では、ウクライナのシャフタール、クロアチアのディナモ・ザグレブ、スコットランドのセルティックが勝利を収めた。

　セカンドレグは25日と26日にホームとアウェーを入れ替えて行われる。

■CLプレーオフ・ファーストレグ2日目
ラピッド・ウィーン（オーストリア）　0－1　シャフタール（ウクライナ）
バレンシア（スペイン）　3－1　モナコ（フランス）
スカンデルベウ（アルバニア）　1－2　ディナモ・ザグレブ
セルティック（スコットランド）　3－2　マルメ（スウェーデン）
バーゼル（スイス）　2－2　マッカビ・テル・アヴィヴ（イスラエル）