サウジアラビア代表監督就任が決定したファン・マルヴァイク氏 [写真]=VI Images via Getty Images
サウジアラビア代表の監督にベルト・ファン・マルヴァイク氏が就任することが決定した。25日、同国サッカー協会が公式サイトを通じて発表している。
ファン・マルヴァイク氏は選手時代からユースチームのコーチを兼任するなど指導者としての経験を積み、1988年の現役引退後はアマチュアチームの監督などを務めた。そして1997年にフォルトゥナ・シッタートの指揮官に就任。そこでの手腕が評価され2000年からはフェイエノールトを率いると、2002年にUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制した。
その後、2008年にオランダ代表監督に就任し、2010年の南アフリカ・ワールドカップでチームを準優勝に導く。しかし2012年のユーロではグループステージ3戦全敗に終わり、契約を4年残して辞任。2013年から率いたハンブルガーSVでも成績が振るわず、2014年2月に解任されていた。
サウジアラビアはロシア・ワールドカップのアジア2次予選でグループAに所属。現在1戦1勝で2位につけており、次戦は9月3日に東ティモールと対戦する。