マイアミFCの監督に就任したネスタ氏(写真はミラン時代のもの) [写真]=Getty Images
元イタリア代表のパオロ・マルディーニ氏が共同オーナーを務めるマイアミFCは8月31日、元同国代表のアレッサンドロ・ネスタ氏が、2016シーズンから監督に就任することをクラブ公式HP上で発表した。ネスタ氏にとっては初めての監督就任となる。
現在39歳のネスタ氏は、ラツィオの下部組織から17歳でトップチームデビューし、主将としても活躍。1999-2000シーズンにはセリエAとコッパ・イタリアの2冠を達成した。2002年にクラブの財政難が原因でミランへ移籍すると、2003-04シーズンのリーグ優勝や、2002-03、2006-07シーズンのチャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを獲得した。
2012年7月にMLS(メジャーリーグサッカー)のモントリオール・インパクトへ移籍。2013年11月に一度は現役引退を表明したが、2014年11月にインドのチェンナイインFCで現役復帰を果たしていた。
なお、ネスタ氏が監督に就任したマイアミFCは、2016年9月からアメリカの実質2部にあたる北米サッカーリーグ(NASL)に参入する新クラブ。マルディーニ氏と大手テレビ放映権会社『MP&シルバ』のオーナー、リッカルド・シルヴァ氏が共同オーナーを務めている。