FIFA(国際サッカー連盟)は3日、最新のFIFAランキングを発表した。このランキングでウェールズがはじめて同国のライバルであるイングランドより上の順位に立った。同日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
ウェールズはレアル・マドリード所属のMFギャレス・ベイルやアーセナル所属のMFアーロン・ラムジーなど世界有数の選手を中心に、ここ数年間で凄まじい成長を遂げてきた。2011年にはFIFAランキング117位に低迷していたが、4年間で順位を伸ばし、8月のFIFAランキングでは9位となり、はじめてトップ10入りを果たした。今回、8月時点で8位だったイングランドが2つ順位を落とし、ウェールズは変わらず9位だったため、順位が逆転した。
イギリス国内で見ると、スコットランドが31位、北アイルランドが41位となり、ウェールズが国内で最上位国となった。
また、ウェールズは現在行われているユーロ2016予選で、ここまで7試合を終えて5勝2分けでグループ首位に立っており、同国史上初のユーロ本大会が目前に迫っている。